1.お問い合わせ
住宅設計やビジネスに関するご相談は、お電話(0827-22-0092)または お問い合わせフォーム にて承っております。
お電話またはメールにて、ヒアリングMTGの日程を決めさせていただきます。
ヒアリングMTGは、オンラインまたは対面のいずれかをお選びいただけます。
2.ご要望のヒアリング
オンラインまたは対面にて、ヒアリングMTGを行います。
住宅の種類、利用用途、立地、家族構成、ライフスタイル、コンセプト、イメージ、将来のビジョン、ご予算などの要件についてお伺いします。
理想の暮らしやありたい姿など、あなたの夢をお聞かせください。
3.プロトタイプ住宅「KI-HOUSE」の見学会
沖縄住宅プロジェクトの理念 に共感いただき、深い興味・関心を抱いていただけた方には、本プロジェクトのプロトタイプ住宅「KI-HOUSE」をご見学いただけます。
建築家の窪田勝文が設計した KI-HOUSE は、本プロジェクトが目指す建築の理想像を、最も明確に表現している作品です。
数々の国際建築賞を受賞し、様々なメディアで取り上げられています。
実際に訪問していただくことで、沖縄という特別な環境がもたらす力強さと優しさ、そして建築が生み出す圧倒的な美と豊かさを、五感で感じていただけるでしょう。
見学は単に建物を眺めるだけでなく、沖縄の自然と建築が融け合う空気感を実感する貴重な機会となります。
4.同意書の作成
家づくりは、クライアント様と建築設計事務所の信頼関係の構築から始まります。
その第一歩として、重要事項を明記した「同意書」を作成します。
同意書には、建築設計事務所・施工会社・不動産会社の三者を途中で変更しないこと、各社との契約や支払いはそれぞれの要件に応じて行うことが明記されています。
関係者間の認識を統一し同意することで、責任の所在が明確になり、安心してプロジェクトを進めることができます。
家づくりは一人で完結できるものではなく、信頼できるチームの協力によって初めて実現します。
作成した同意書は、プロジェクトの長い道のりを共に歩むための大切な土台となります。
5.土地探し・土地売買契約
ご希望のエリアやご予算に基づき、沖縄の美しい自然を最大限に味わえる土地をお探しします。
建築家の窪田勝文が持つ敷地を読む力、地元の不動産会社の豊富な紹介実績、沖縄の暮らしに精通した門一級建築士事務所の三者の視点から、建築と環境が調和する理想的な場所を見つけ出します。
土地は建物と違い、後から変えることができない要素です。
だからこそ、クライアント様にご納得いただけるまで徹底的にサポートいたします。
- オンラインまたは対面にて、土地の希望条件に関するヒアリングMTGを行います。
- 土地の希望条件を門一級建築士事務所と不動産会社に共有し、不動産会社が候補地をお探しします。
- 不動産会社から提案された候補地について、門一級建築士事務所が現地確認を行います。
- 現地確認の報告書を窪田建築アトリエに共有し、窪田勝文が設計者の観点から確認します。
- 絞り込んだ候補地について、窪田勝文が現地確認を行います。
デザインのコンセプトに合うか、法的・物理的に問題ないかを中心に確認します。 - いずれも問題ないことが確認できたら、クライアント様、窪田勝文、門一級建築士事務所の三者で現地確認を行います。
- クライアント様に最終候補地を決定いただき、担当の不動産会社に連絡して土地の購入手続きを進めます。
現地確認での主な確認内容
土地の状況:法的な制約、周辺環境、前面道路の幅員、日当たり
景観:海の眺望、周囲の建物との関係性、将来的に景観を遮る可能性のある要素
インフラ:上下水道、電気、ガス、インターネットなどのライフラインの整備状況
ご注意事項
現地確認の交通費はクライアント様のご負担となりますので、あらかじめご了承ください。
写真や動画のみでの確認をご希望の場合は、現地確認を省略することも可能です。
現地確認後、もしご納得いただけなければ再度お探しします。
6.地盤調査
建物の安全を支える基礎部分は、表には見えないがゆえに入念な確認が不可欠です。
地盤の強さや土質を調査することで、その土地に最も適した基礎形状や構造を選定できます。
このプロセスは、地震が多い日本、台風が多い沖縄において非常に重要です。
安心して暮らせる家づくりのためには、美しいデザインや快適な間取りだけでは十分ではありません。
建設費とは別に調査費がかかりますが、地盤調査を行うことで、長期にわたって安心して住める家を建てることができます。
7.設計監理契約(基本設計契約)
沖縄で豊富な実績を持つ門一級建築士事務所と、設計監理契約を締結します。
この契約は、理想の家づくりに向けた大切な約束です。
建築設計事務所が責任を持ってプロジェクトを進行し、工事段階では施工監理という重要な役割を担います。
監理とは、設計図書の通りに工事が進められているかを確認し、品質を管理する作業です。
建築士が直接確認することで、設計図との不一致や手抜き工事を防ぐことができます。
8.基本設計
基本設計は、ご要望のヒアリング内容、敷地、地盤、周辺環境などを踏まえ、理想の家を形に描き出す作業です。
建築家の窪田勝文が中心となり、建築基準法などの法令を考慮しながら、基本設計図を作成します。
基本設計図には、敷地に対する建物の配置図、平面図、立面図、断面図、外壁や内装の仕様などが含まれます。
また、クライアント様の生活習慣や趣味、ご家族との過ごし方を丁寧に伺い、それらを空間のデザインに反映していきます。
図面や模型を用いて対話を重ねる中で、「やっぱりこうしたい!」「ここはどうだろうか?」といった新たな気付きが生まれることがあります。
基本設計は時間を要しますが、丁寧に確認・検討しながら一緒に作り上げていきましょう。
9.実施設計
実施設計は、基本設計でまとめたプランを、建築可能な詳細設計に落とし込む作業です。
実施設計図には、平面詳細図、断面詳細図、矩計図(かなばかりず)、構造図、設備図、建具表、仕様書などが含まれます。
デザインや間取りはもちろん、構造・設備・素材・寸法などを具体的に決定し、検査機関に提出する確認申請や施工会社の見積もりに必要な図面を作成します。
確認申請とは、建築物を建てる際に、その設計計画が建築基準法や市町村の条例などの法律に適合しているか、建築予定地を管轄する市区町村の特定行政庁、あるいは民間の指定確認検査機関に審査してもらう手続きです。
審査の対象には、建物の高さや建築面積といった規模情報、構造、耐力、防火、採光、換気、避難経路など、建築物の安全性と快適性に関わる諸基準が含まれます。
確認申請を通過すると建築確認済証が交付され、着工へと進むことができます。
実施設計は、建築家の窪田勝文の監修のもと、門一級建築士事務所が行うことで、沖縄の風土や環境に即した精度の高い設計が可能となります。
図面完成後は、施工会社の見積もりを取り、ご予算とのバランスを確認します。
もし、見積額がご予算と合わない場合は、設備や素材を調整して最適解へと導きます。
実施設計は設計の集大成であり、住宅の完成度を左右する重要なプロセスです。
10.施工会社の選定・工事請負契約
設計案が確定したら、実際に住宅を建てる施工会社を選定します。
本プロジェクトでは、建築家の窪田勝文の作品を手がけた経験がある施工会社を中心に検討します。
施工会社の信頼性はもちろん、設計者の意図を深く理解し、高い技術力で形にできる専門性を重視しています。
見積額と品質のバランスを慎重に見極めた上で、クライアント様と施工会社の間で工事請負契約を締結します。
工事請負契約を締結することで、施工会社と建築設計事務所が責任を持って工事に臨む体制が整います。
11.工事・施工監理
施工会社は、実施設計図を基に施工図を作成し、工事と現場管理を行います。
工事が始まると、図面上で描いた空間が、少しずつ現実の姿として立ち上がります。
現場では、熟練の職人たちが力を尽くし、一つ一つの工程に想いを込めて住宅を建設していきます。
建築設計事務所は、設計図書の通りに工事が進められているかを確認する施工監理を行います。
施工監理は、建築家の窪田勝文の監修のもと、門一級建築士事務所が行います。
門一級建築士事務所が定期的に現場を巡回し、不備や問題点があれば速やかに改善を要求します。
ダブルチェックの監理体制によって、仕上げの質感や細部の納まりの精度を高め、クライアント様の理想を最高の品質で実現します。
12.竣工・お引き渡し
竣工とは、単に工事が終わったことを意味する言葉ではありません。
設計図書や仕様書に基づいて建物が完成し、設備などの検査を経て、クライアント様にお引き渡しできる状態になったことを指します。
仕上げの品質や設備の不具合の有無について、建築設計事務所と施工会社が細部まで点検し、必要に応じて補修や調整を行います。
問題がないと確認できたら、クライアント様へ正式に建物をお引き渡しします。
引き渡しの際には、設計図書や設備の取扱説明書をお渡しし、操作方法や使い方をご説明します。
ご竣工おめでとうございます、ようやく新しい暮らしのスタートです!
13.保守・メンテナンス
住宅は、引き渡したら終わりではありません。
クライアント様の暮らしと共に年月を重ねていく家を、安全で快適な状態に保ち続けることも、私たちの使命です。
お引き渡し後は、施工会社による定期点検やメンテナンス、門一級建築士事務所によるアドバイスを行います。
定期点検の時期は施工会社によって異なりますが、一般的には新築から半年、1年、2年、5年、10年などの節目に行われます。
クライアント様がいつまでも安心して暮らせるよう、温かくサポートし続けます。